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2009年9月 2日 (水)

日本のものづくりについて

最近機械のメンテナンスをお願いする、まちの鉄工所がなかなかありません。すすんだ工作機械で加工・修理するところは沢山あるのですが、もっとバタ臭いというか、昔だと簡単に職人さんが出来ていたメンテナンスをするところがなかなかみつかりません。めんどくさいのか、あるいは簡単そうでなかなか難しいのか、私にはよくわかりませんが結構苦労しています。先日テレビを見ていましたら、東京大田区の町工場がここ1年近くで100件近く廃業・倒産との事。大手企業の下請け・孫下請け・そのまた下請けなどやっていたところがどんどん無くなってしまったようです。弊社の機械のメンテナンス一つ取ってみてもそうなんですから、簡単そうで難しいことが出来る会社・職人さんがどんどん無くなっている現実を考えると、気づいた時には時すでに遅しという日がそこまで来ているのかもしれませんね。その裏返しになるのですが、基礎技術の向上伝承を考えているのでしょうか、技能オリンピックの事がよく工業新聞に大きく取り上げられるようになりました。弊社のヤスリで技能検定用ヤスリがありますが、一昨年よりよく引き合い注文が来るようになりました。普通のヤスリでも手間隙かけてつくるのですが、技能用はつくる工程からして、さらに手間隙及びチエックを厳しくしています。(正直単価的にはかなり厳しいものがあります)。このホ-ムペ-ジを見られて色々質問等される方が結構いらっしゃいます(せめてメ-ルでのお問い合わせには、電話番号・携帯電話番号は明記しておいて頂かないと、メ-ルでの回答だけでは説明しかねないということがよくあります)。これだけやっても、お客様に満足いただけないものもあるかもしれませんが、よい商品をお客様にお届けするというのが、弊社先代社長の(ヤスリの職人でした)ポリシ-でした。私もその気持ちを忘れずに、お役だち(ユ-スフル)に徹してものづくりをしていこうと考えています。”お役だち”が弊社のキ-ワ-ドです。

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